2024年1月に発売になり、スズキの二輪車で初の電子サスペンションを採用したことで
注目度抜群のGSX-S1000GXを試乗致しましたのでご参考になればと思います♪
あくまでも個人的なインプレですので良い事も悪い事も書かせて頂きますが、お許しください
正直以前の経験上、電子サスペンションの車両に乗った際に一番感じたのは「違和感」でした
原因はシチュエーションによってサスペンションの動きが変わるため、ワインディングで
気持ちよく走ることが出来ませんでした。
そんな苦い思い出がありましたので、正直電子サスペンションは好きではありませんでしたが
走り始めてすぐに感じたのはサスペンションの制御の細かさでした
以前はゆっくり走っている時とペースを上げた時に動き方がいきなり変わるので
違和感を感じていましたが、GSX-S1000GXは本当に細かく変わり続けるため
走るペースが変わっても気持ちよくコーナーに侵入できました
帰り道はわざとマンホールや路面のギャップが大きいところに乗り上げるくらいに
路面のショックを吸収してくれて、低速でもトラクションをかけてクイックに曲がっても
安定してアクセルを開けていけますので、理性を保つ方が難しかったです
GSX-S1000GTとの価格差が396,000円あり、うーむと思っておりましたが納得です
色々と違いはあるものの、お値段差以上に足回りだけでも充分価値はあると感じました
恥ずかしながら乗った直後は「メーカーってすごいね」を連呼してしまいました
アクセルを戻した時のエンジンブレーキも絶妙で、結構ラフにシフトダウンしても
スロットルボディーのバタフライの制御が優秀なのか安定したエンジンブレーキで
減速する事ができました
走る、曲がる、止まるをしっかりと作りこみながら、そこに「気持ちよく」が加わり、
どこまでも走っていける感覚になりました
ネガティブな部分ですが、これは私の完全に好みなのですが電子スロットルのレスポンスが
もう少しダイレクト感が欲しかったです
決して遅いわけではないのですが、リッターバイクの本来の加速感が欲しかったのですが
コンセプトを考えると、あえて低いギアでトルクがありすぎると扱いにくくなるので
疲労にもつながるので乗りやすい設定になっているのだと思いました
最後に低回転でのエンジンの粘りには驚きました
本当にエンジンの制御も進化しているのだと実感致しました
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